北海道千歳市の無肥料・無農薬・自家採種の自然栽培野菜農家 ありがとうファーム

無肥料・無農薬・自家採種にこだわって　農業を始めて10年過ぎました。

まだ　自家採種だって　完ぺきではなく　種がなくなって　固定種や在来種をつかうこともある。

農家なんだから　いい野菜作りに専念して・・・と　言われることもある。

あ、そうか　誤解されてるんだ、と、気がついたので改めて書いてみることにした。

いちおう　自分たちを　「農家」という　くくりで　呼んだり　呼ばれたりしている。

これに対しては　さほど　抵抗もないんだけど　「良い野菜つくり」に　ちょっと反応する。

よい野菜ってなんだろう？　どんな野菜？

私は　自分たちが食べたい野菜をつくっていて　出来たものを食べる

楽しみにしていても　できない年もある。

だけど　仕方ない。野菜にも　都合があるのだろう

お客様がみたら　びっくりするかな？と　思うくらいの　小さいものや　スのたった野菜だって出荷したりする。自分もたべているから

本当は　お客様に喜んでもらえるのが好きなので　この頃は　出来の悪いものや　残り物を自分たちが食べることも増えて来た。最初の頃は　迷うことなく　一番いいものを　自分が食べていたけど。

自分たちが食べたい安全なものを作って　それの価値を認めてくれる人に　お届けしている程度だから　農業者としては　たぶん　失格。

でも　合格じゃなくてもいいのだ。(*´▽｀*)

農業で　お金儲けしようと思っていないし

ただ　始めた頃より　もっと　食の安全性については　こだわりが強くなっている

農薬や　化学肥料　有機肥料　だけではない。危険なものは　とても　たくさんある。

添加物、遺伝子組み換え、エフワンのタネ、放射能、etc・・・

［そんなこと　言ったら食べるものない　」という人がいますが

本当にそうでしょうか？

では　知らない方がいいでしょうか？

私は　知った方がいいと思います

知れば　回避できる危険なこともいっぱいあります

変えられることも　いっぱいあります。

自分の行動が　世界を変えると言っても過言ではないと思ってます。

自分としては　ずいぶん　おんなじことを　語って来たつもり。

でも　まだまだ　出会ってない人　話してない人はたくさんいる。

だから　あきらめずに　伝えていきたい

食べるものは大事。

何を基準に選ぶのか・・・などなど。

忘れた頃に　あの時がきっかけで　今の私は・・・と、いう　お手紙をもらったりする。

「今　自分が　好きになりました」とかいう手紙をもらっちゃうと　何日も嬉しくってルンルンする。

もっと　もっと　しあわせな人をふやしたい

実は　私がやりたいのは　そういうことなんです。